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歯医者さん良い先生の見分け方!

<良い先生の見分け方>

■年間1,000本のカラクリ

一生ものの歯のことだから。だれしも良い先生に治療をしてもらいたいと思うものです。しかし、良い先生とは、具体的にどのような先生のことを言うのでしょうか。

たとえば、インプラント治療において、年間1,000本の埋入実績を誇る先生がいたとします。この先生は、その実績から判断して、良い先生と言えるのでしょうか。

わたしは、必ずしも、それが良い先生とは思いません。なぜなら、大半の時間をインプラント埋入に費やしていると考えられるため、メンテナンスがおろそかになっていると思うからです。

 

■日本と海外の違い

とくに日本では、海外と異なり、インプラントの埋入からメンテナンスまで、同じ歯科医師が一貫して担当することが通例です。もちろん、患者さんのためを考えてのことです。

わたしの知り合いに、ラスベガスで治療をしているDr.チェン氏がいます。彼は年間2,000本のインプラント埋入を行っています。しかし、それは分業が徹底しているアメリカだからできること。

つまり、日本における良い歯科医師とは、インプラントの埋入本数だけでは判断できないということです。ぜひ、他の要素についても勘案するようにしてください。

 

■良い先生を見分ける3つのポイント

具体的には、次のような指標が目安になると思います。

1.年間100本ほどの埋入実績を継続的に重ねていること

2.(公社)日本口腔インプラント学会が認定している専門医であること

3.大手メーカーのインプラント器材を使用していること

 

年間100本ほどのインプラント埋入を、継続的に行っていれば、技術的な水準は保たれます。また、メンテナンスの時間も確保できるため、バランスが良い先生といえます。

また、(公社)日本口腔インプラント学会のように、権威があり、5年毎に更新が必要な学会に認定されている約1000名の専門医なら安心です。

インプラント器材については、患者さんのことを考えて、大手メーカーのものを使用しているのがベストです。もしものときも、無理なく対応することが可能となります。

 

■「第一印象」も考慮して

さらに、波長が合うかどうかについても、考慮しておくといいかと思います。直感的に、「この人は信用できるかどうか」と、見定めてみるのです。

インプラントの治療を受ける患者さんは、みなさん大人です。豊富な人生経験を詰んでいることもあり、直感で相手のことを判断できる部分も大きいのです。

技術的なことは、歯科医師にしかわかりません。だからこそ、ご紹介した3つのポイントに加えて、第一印象もまた、判断材料にしてみることをオススメします。

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