マウスガード(マウスピース)を使用することには、さまざまな利点があります。今回は主にスポーツ時の歯や顎の保護、衝撃の軽減、集中力向上について、マウスガードの効果を具体的に説明します
- 歯や口腔内の保護
接触の多いスポーツ(ボクシング、ラグビー、バスケットボール、サッカーなど)や激しい運動では、顔や口に強い衝撃を受けることがあり、歯や顎、唇、舌にケガをするリスクが高まります。マウスガードは衝撃を吸収して歯や顎を保護し、外傷や歯の損傷を防ぎます。 - 顎関節と関節への負担軽減
マウスガードは衝撃を分散させるため、顎や関節への負担が軽減されます。これにより、顎関節症のリスクを抑える効果もあります。激しい運動をする選手にとって、顎の保護は重要なポイントです。 - スポーツパフォーマンスと集中力の向上
一部のアスリートは、マウスガードの装着が正しい噛み合わせをサポートし、顎や首の筋肉の緊張を緩和することでパフォーマンスの向上につながると感じています。これにより集中力が高まり、特に正確さが求められるスポーツでの効果が期待されます。 - 安全基準としての義務化
女子ラクロスのような一部のスポーツでは、審判が装着の有無を確認できるよう、無色ではなくカラーマウスガードの装着が義務付けられています。安全基準の一環として、各スポーツの規定に従って使用することが推奨されています。
マウスガードは、歯の保護だけでなく、顔や顎、口腔内全体の安全を守る重要な役割を果たしています。溝の口ステーションビル歯科でも、スポーツ時の口腔内の安全対策としてマウスガードの使用をお勧めしております。