インプラント

インプラントについて

私たちは歳を重ねるにつれ、虫歯や歯周病、あるいは事故などで歯を失うトラブルに見舞われることがあります。失った歯の修復方法として、従来はブリッジ(固定性の入れ歯)や取り外しの入れ歯が利用されてきました。しかし、こうした代用物をお口の中に確実に固定させるためには、隣の健康な歯を削らなければならないといった問題がありました。
また患者さんはできるだけ簡単で目立たない方法で失った部分を修復することを切望しています。歯を失うということは歯冠だけでなく、噛む力を支える歯根までも失っているのです。審美性と噛む力を元に戻したいという患者さんの願いは、インプラント治療によってかなえられるでしょう。

インプラント治療では

  • 取り外しの入れ歯に代わって、固定式の入れ歯を入れることができます。
  • 取り外しの入れ歯の場合でも、インプラント上にしっかり固定されますので、通常の入れ歯のようなズレや食べ物のかけらが入った時の痛みがなくなります。
  • インプラントによる入れ歯なら、天然の歯とほとんど同じ感覚で噛めます。
  • 自然な外観や表情を取り戻すことができ、人前で話すこともまったく平気です。
  • 噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめます。楽しい食事は体を健康に保つだけでなく、心までも健康にします。

インプラントに関連する情報

インプラントと自己血液製剤PRP再生医療1

PRP療法は、「エンジェルス」の大谷選手や、「ヤンキース」の田中投手などが受けた治療でここ最近、話題となっていて、名前を聞いたことがあるという方もいると思います。
日本でもPRP療法は多く行われていて、国内で800くらいの医療施設でPRP療法が行われているというデータもあります(医学ジャーナリスト松井宏夫氏)。
溝の口ステーションビル歯科では自己血液製剤PRP療法を10年前から、インプラント治療に取り入れています。溝の口在住のある患者さまは、他の歯科医院で骨量が不足しているからとインプラント治療はできないと言われましたが、溝口ステーションビル歯科で、自己血液製剤PRPを用いることによって、6年経過しましたが問題なく、快適な食生活を楽しんでいます。また、溝口ステーションビル歯科は再生医療効果や実施状況を厚生労働省に毎年報告して厚生労働省の医事政策に活かしています。
PRPとは、血液の中にある血小板を多く含んでいる血漿のことで、日本語では、多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)といい、英語の頭文字を取ってPRPといいます。血小板には、主に2つの働きがあります。1つは、「血液を固めるはたらき」。もう1つは「組織の修復を促す成長因子を出すはたらき」です。
さらに血小板のこの作用は、骨を修復したり、関節を修復したり、皮膚を修復する作用もあります。血小板のはたらきによって、自分の力で自分を治すことができるのです。
こうした血小板を多量に含んでいるPRPを傷んでいる部分に注入することで、自分自身がもともと持っている修復力をパワーアップできる治療がPRP療法なのです。
次回は、溝の口ステーションビル歯科がどのようにPRP療法をしているかをお話します。

インプラントと自己血液製剤PRP、AFG再生医療2

具体的なPRPの使い方についてみて行きます。肉離れや骨折などのスポーツ外傷に対するPRP療法の目的は早期復帰であり、インプラント治療でも、目的は外科的創傷の早期の治癒です。
★どのように治療するのか?
おおきく「採血」「分離」「投与」の3つの手順になります。
まずは、「採血」です。溝の口ステーションビル歯科専属の看護師が、患者さんからPRPとAFGを作成するために血液を採取します。採血量はおおよそ20ccくらいの血液です。

続いて「分離」です。採取した血液を単なる遠心分離機でなく、PRP専用に開発された遠心分離機にかけてPRPとAFGを2~3cc抽出します。

最後に、「投与」です。
フィブリン(血液の中にある血小板を多く含んでいる血漿)の塊のまま、あるいは押しつぶして膜にして粘膜が不足している患部に注入します。
また、AFG(塊にならない血小板のフィブリノーゲン)を、骨移植材と混ざり合わせ、患部に注入します。これによって、骨の不足とインプラント人工歯根と骨の結合をより強固にすることが、早期に出来ます。
溝口ステーションビル歯科で統計を取ってみると、従来の方法より30%ほど治癒が早くなっています。

インプラント治療と抗凝固療法患者

溝の口ステーションビル歯科では抗凝固療法患者さまのインプラント治療は、抜歯等の観血処置と同じ基準で対応しています。

循環器系疾患患者は何らかの抗血栓薬を服用していることが多く、外科処置を行った場合、止血に難渋することが多く、溝の口ステーションビル歯科でも、以前は休薬下で行ってきました。ワルファリンを抜歯時に中断した場合、薬を服用して1%の患者に重篤な血栓・塞栓症が発症し、そのほとんどが死亡するとの報告(Wahi MJ.Dental surgery in anticoagulated patients Arch intern Med1998)があります。2010年に「科学的根拠に基づく抗凝固療法患者の抜歯に関するガイドライン」が出され、観血処置は休薬せずに行うとの方向付けがなされ、ステーションビル歯科でもガイドラインが出されてからは、抗凝固療法薬の休薬はしていません。ただし、抜歯やインプラント体の埋入後の腫脹や皮下出血などの程度は高くなります。

近年のインプラント治療は手技が簡便化していることを加味し、溝の口ステーションビル歯科ではインプラント1本の埋入では普通抜歯、数本の埋入では難抜歯、骨造成などを行う場合は埋伏智歯抜歯に準じて対応しています。

ステーションビル歯科は、全身的なリスクを回避するため抗血栓薬の休薬はしませんが、的確な局所止血処置をすることで、安心安全な抜歯・インプラント治療に万全を期しています。

インプラント治療と全身疾患1

溝口ステーションビル歯科では、インプラント治療を施術する前にインプラント治療に影響を及ぼす全身疾患について現在の状態および服薬について十分に問診を行い、主治医と連携を取りながら治療を進めます。
全身疾患との関係はまず糖尿病です。溝口ステーションビル歯科にも程度の差はありますが、糖尿病を併発して来院される患者さまがいられます。糖尿病が進行すると免疫力や抵抗力が低下し易感染性を示す、また低血糖の危険性から、インプラント手術ができないと考えられる歯科医師や患者さまもいられると思います。
「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」では、血糖コントロールの目標値を、年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して個別に設定するように指
しています。
(1)HbA1c6.0%未満 血糖正常化を目指す際の目標(低血糖などの副作用なく達成
可能)
(2)HbA1c7.0%未満 最小血管合併症の出現する可能性がすくないことが報告され
ている予防の観点からの目標
(3)HbA1c8.0%未満 低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標

溝の口のAさんは、HbA1c8.0%以上の数値の糖尿病の危険性から3歯科医院で、インプラント治療はできないと断れ、溝口ステーションビル歯科に来院されました。
糖尿病診療ガイドライン③の溝の口Aさんは、東大医学部附属病院口腔外科の歯科麻酔専門医による全身管理下で、大学病院でなく溝口ステーションビル歯科で4回にわけたインプラント埋入手術を受けました。インプラント上部構造が装着されてからすでに10年経過しましたが、定期的なインプラントメンテナンスによって、インプラント周囲炎も起こさず、食事も問題なく召し上がって、ゴルフも飛距離アップしたと喜んでいられます。
溝口ステーションビル歯科では、糖尿病の合併症をHbA1cの数値だけで考えるのではなく、主治医との連携など総合的に判断してインプラント治療に対応しています。

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