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Q&A むし歯になっても、再石灰化するので治ると聞いたのですが、本当でしょうか?

はい、むし歯が初期段階でかなり浅い場合、再石灰化が可能で、歯の組織が一部修復されることがあります。

再石灰化は、歯のエナメル質に存在するミネラル(主にカルシウムとリン)が、口腔内の唾液に含まれるミネラルと結びついて、歯の表面を再び硬くするプロセスです。

これは、虫歯がまだ表面に限定されている場合や初期段階で発見された場合に適用されます。

以下は再石灰化の一般的なステップです:

1.歯垢の除去:歯垢は細菌が集まった薄い膜で、酸を産生する細菌が虫歯の原因です。歯垢をブラッシングやフロッシングで除去します。

2.歯の清掃:歯科医や歯科衛生士は、虫歯の初期段階を除去し、歯の表面を清掃することができます。

3.ミネラル供給:再石灰化を促進するために、ミネラルを供給するフッ化物やカルシウムが含まれる歯磨き粉や洗口液を使用することがあります。

4.健康的な生活習慣:健康的な食事習慣と口腔ケアを続けることが再石灰化の成功に重要です。

ただし、再石灰化は限られたケースで効果的であり、虫歯が進行して歯の内部に達してしまった場合には、再石灰化だけでは虫歯を完全に治すことは難しいです。

進行した虫歯は歯科医の治療が必要となり、該当の部分を除去し、詰め物や歯の被せ物で修復することが一般的です。

溝の口ステーションビル歯科では虫歯の進行を防ぐために、早期の発見と予防が非常に重要と考えています。

定期的な歯科検診を受けることが虫歯の管理と予防に役立ちます

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