A 歯のクリーニング後にしみることがありますが、多くの場合は一時的なものです。主な原因として、以下の点が考えられます。
1.歯石やプラークの除去
クリーニングによって歯の表面を覆っていた歯石やプラークが取り除かれると、一時的に象牙質が露出し、しみることがあります。
2.エナメル質の摩耗
エナメル質が薄い方や、歯ぎしり・強いブラッシング習慣がある方は、クリーニング後に知覚過敏を感じやすくなります。
3.歯の表面の研磨
クリーニングでは歯の表面を研磨することが多く、その影響で一時的に歯が敏感になることがあります。通常、フッ素塗布を行うことで改善されます。
4.歯肉の炎症や退縮歯肉が下がっている場合、歯の根元が露出し、クリーニング後にしみることがあります。
歯のクリーニング後に歯がしみた場合の対処法
1.熱い・冷たい飲食物を一時的に控えることで、数日以内に自然に治まることが多いです。
2.知覚過敏用の歯磨き粉(硝酸カリウム配合など)を使用すると、症状の軽減に効果的です。
しみる症状が数日~1週間程度で治まれば問題ありませんが、長引く場合や強い痛みがある場合は、溝の口ステーションビル歯科へご相談ください。