顎関節症は、あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」、「口が開かない(開口障害)」、「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」のうちの1つ以上があり、これらと同じような症状の出ることのある、顎関節症以外の病気がない時に顎関節症と診断されます。
実際には、患者さんへの聞き取り(問診)、あごの動きの検査、あごや咀嚼筋の痛みの検査、レントゲン検査、必要に応じてMRI検査などを行い、顎関節症以外の同じような症状を呈する疾患を鑑別した上で診断を行います。
また、痛みには、身体的な傷害だけではなく、心理的・社会的な因子も強く関連することから、これらの状態は心理テストなどを用いて検査する場合もあります。
★顎関節症に関するよくある質問★
Q歯列矯正治療をすると、顎関節症になりますか?
Q顎関節症はどのような症状ですか?
Q顎関節症は恐ろしい病気ですか?
Q顎関節症はどんな状態なのですか?
Q顎関節症はどのように診断されるのですか?
Q顎関節症の生活指導にはどのようなものがありますか?
Q顎関節症の理学療法にはどのようなものがありますか?
Q顎関節症の薬物療法にはどのようなものがありますか?
Qアプライアンス療法(いわゆるマウスピースやスプリントと呼ばれるものによる治療)はどのようなものですか?
Q顎関節症を放っておくとどのようになるのでしょうか?
Q顎関節症を治すにはどこに行けばいいですか?
Qすぐに噛み合わせの治療は必要でしょうか?
Q顎関節症はれくらいの治療期間ですか?