はじめに、理学療法には物理療法と運動療法があり、また、医療者が行うものと患者さん自身が行うものに分けられます。
物理療法は、手指による筋肉のマッサージ、ホットパックなどによる温罨法、低周波治療による筋肉への電気刺激、鎮痛を目的としたレーザー照射などがあります。
運動療法には、筋肉や靭帯などの柔軟性や伸張性を改善するストレッチや、関節へ直接アプローチして顎関節の動きを良くして開口量を増加させる下顎可動化訓練、また、疲れやすい筋肉を鍛えて耐久性を向上させる筋力増強訓練などがあります。いずれにしても、医療者の指導を受けて行って下さい。
★顎関節症に関するよくある質問★
Q歯列矯正治療をすると、顎関節症になりますか?
Q顎関節症はどのような症状ですか?
Q顎関節症は恐ろしい病気ですか?
Q顎関節症はどんな状態なのですか?
Q顎関節症はどのように診断されるのですか?
Q顎関節症の生活指導にはどのようなものがありますか?
Q顎関節症の理学療法にはどのようなものがありますか?
Q顎関節症の薬物療法にはどのようなものがありますか?
Qアプライアンス療法(いわゆるマウスピースやスプリントと呼ばれるものによる治療)はどのようなものですか?
Q顎関節症を放っておくとどのようになるのでしょうか?
Q顎関節症を治すにはどこに行けばいいですか?
Qすぐに噛み合わせの治療は必要でしょうか?
Q顎関節症はれくらいの治療期間ですか?